MIX CLOUD LCR DISCO-32

朝晩は秋らしくなってきました。
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楽しんで頂けたら幸いです。

LCR Disco-32
shuroom

  1. Family / HUBERT LAWS 1980
    ヒューストン出身のフルート奏者HUBERT LAWSは音楽一家で知られており、長男、三男、長女は歌手、四男はサックス奏者として有名です。日本でも1995年にMONDO GROSSOによってカバーされたこの曲ですが、オリジナルは本人の爽やかなフルート・ソロが聴きものです。

  2. Manhattan Melody / HERB ALPERT 1981
    LCR Discoシリーズでも何度か登場している彼の作品中でも軽やかな音色とメロディが印象的なタイトル通りNYCマンハッタンを連想させるインストです。1981年にリリースされたアルバムのタイトル同名シングル12inchです。

  3. Didn’t Know About Love (till I found you) / LENNY WHITE 1983
    MILES DAVISやRETURN TO FOREVERに参加していたドラマー、LENNY WHITEのソロ名義アルバム『Attitude』からの12inchシングル。NICK MARTINELLI & DAVID TODDコンビによるリミックスでアーバンなダンス・ナンバーに仕上げられています。

  4. Maxx Axe / ROGER 1981
    ZAPPのリーダーROGER TROUTMANが1981年にリリースしたソロ・アルバム『The Many Facts of Roger』より。アルバムタイトル通り、彼の様々な側面を聴かせてくれる名アルバムですが、この曲の後半では普段あまり弾かない気持ちのいいアコースティック・ギターソロを披露してくれています。

  5. Move for Me (instr.) / OUTPUT 1983
    ガラージ・クラシック『Must be The Music』で有名なSECRET WEAPONのヴォーカルJEROME PRISTER参加のOUTPUT1983年リリースの12inch。腰にくる重低音のベースソロが主役のブギー・インストです。

  6. Tell Me / RAINBOW TEAM 1981
    イタリアのCHICと評されたRAINBOW TEAMの12inch。ヴォーカル、カッティング・ギターのそれはまさにCHICを彷彿させる音作りです。しかし、どことなく哀愁を感じさせるメロディやヴォーカルは本家より日本人好みな気もします。

  7. Come Together / ROCKET 1982
    前回LCR Disco-31でもご紹介したROCKETのアナザークラシック12inch。典型的NYサウンドにウニウニのシンセが光るメロディアスなディスコ・チューンです。

  8. Dance with Me Tonight / MFSB 1978
    ガラージ・ミュージックのテーマ曲『Love is The Message』のヒットを持つ、フラデルフィア・ソウルを影で支えたシグマ・スタジオのスタジオ・ミュージシャン達のバンドによる、DEXTER WANSELプロデュースのディスコ・クラシック。MFSBらしい高揚感のあるサビ・パートが秀逸です。

  9. Tell You (today) / LOOSE JOINTS 1983
    『Is It All Over My Face』があまりにも有名な鬼才ARTHUR RUSSELLによるNYアンダーグラウンド・ダンス・ミュージック・ユニットLOOSE JOINTのアナザー・クラシック。独特の展開とメロディは彼の変態的な世界観がよく表現されているパーカッシヴな白いファンクです。

  10. You Can’t Have It (instr.) / STARGAZE 1982
    ハウスDJ、リミキサーとして名を馳せたTONY HUMPHRIESの初期リミックス作品として、マニアの間で人気の12inchシングルB面。ヴォーカル・ヴァージョンもいいですが、インストも程よくDUB処理の効いた素晴らしいトラックです。

  11. So Wrong / PATRICK SIMMONS 1983
    彼が在籍していたDOOBIE BROTHERSのロック・クラシックでディスコ・ヒットもした『Long Train Running』のギターリフを連想せざるおえないPATRICK SIMMONSのソロ・ヒット曲。コーラスのMICHAEL McDONALDを始めバックをDOOBIESが固めたこの曲は、80年代の彼らを代表するちょっとAORな雰囲気も併せ持ったアーバン・ブギーになっています。

  12. It Ain’t Love (original mix) / EDWIN MADURO 1992
    ハウス・シーンで知られた、Strictly Records所属のグループLOGICに在籍していたEDWIN MADUROのソロ12inchB面2曲目に収録されたオマケ的な一曲。ジャンル的にはハウスですが、流れるようなギターとキーボードの演奏がフュージョン的でハウスが好きでない方でも好感持てると思います。

  13. If You Want It / NITE FLYTE 1979
    これぞAORの金字塔。特に日本で人気の高かったNITE FLYTEによる傑作バラードの12inchです。1980年にスタジオ・ライブで山下達郎&吉田美奈子がデュエットでカバーしたこの曲の音源があり、今でも探せばYOUTUBE等で聴く事が出来ますので一聴におすすめです。

READY STEADY GO! VINTAGE NEW WAVE STORE

CARNABY STREET
CARNABY STREET

並木橋にあった店舗をクローズしていたREADY STEADY GO!のショップが、期間限定ではあるが、久々に再開することになった。
会場は高円寺駅北口、サブカルチャーを象徴するような存在のキタコレビルにあるGARTER GALLERY
GARTER GALLERYは、レディガガの衣装も手がけたデザイナー江幡晃四郎氏や、アーチスト集団Chim↑Pomのホームグラウンドともいうべきアンダーグラウンドなギャラリースペース。
オープニングのイベントは、園子温監督の個展だった。
高円寺は、今までショップがあった並木橋や代官山とはかなり趣きが違う町だが、80年代ロンドンのカムデンロックにあったようなアヴァンギャルドな感性が漂うGARTER GALLERYの空間が、今回のコンセプトであるVINTAGE NEW WAVEと、しっくりくると考えたのだ。
会期を10/1(土)~10/16(日)、12/2(金)~12/4(日)の2回に分けて、ポップアップストアをオープンする予定だ。

garter gallery
garter gallery
オリジナルパーカー
オリジナルパーカー

今回は1985年のオープン以来READY STEADY GO!が仕入れてきた英国を中心にした様々な商品の中から、貴重なデッドストックをセレクトして販売する予定である。
デッドストックと言っても、30年間のヒストリーの中からになるため、かなりのアイテム数があった。
その中には、1点しかないサンプル輸入した商品や、1点のみ製造した商品がある。
又日本での知名度が低いブランドであったり、発売時には価格が高く、売れなかった商品もある。
そういった商品を、今回はVINTAGE NEW WAVEと名付け、出来るだけお求めやすい価格設定にして、販売する。
また今回は80年代以降のUKファッションと音楽の関係性をリアルに感じて頂く為に、ヒストリカルなコレクションアイテムの展示もする予定している。

INSIDEOUTのショップ内展示
INSIDEOUTのショップ内展示

主な取り扱いブランドは以下のようになる。
NSIDEOUT, YMC, PUNK ROYAL, GABICCI, FARRAH, DR.DENIM. MERC,MONKEE GENES, JOHN MOORE, HUDSON, TABITA, SESSUN, N2,
SOUL SEVENTIES, APOENA, YOUR EYES LIE, NAGUISA, SUMMERVILLE他。
READY STEADY GO!の母国とも言える英国だけではなく、北欧や南米のブランドまでラインナップし、衣類から靴、バッグ、アクセサリーなどの小物まで、幅広い品揃えをお見せする予定である。
その中でも注目したいブランドは、英国のINSIDEOUTだ。
70年代パンク前夜の英国で、アヴァンギャルドな作品を創出し、ビビアン・ウエストウッドのブランドSEXにも影響を与えたJOHN DOVE& MOLLY WHITE。
グラムからパンクへのブリッジとなった時代の先端を走っていた彼らのDNAを持ったブランドが、INSIDEOUTである。
PUNKやNEW WAVEのフレーバーを、今の時代に解釈したコレクションは、見て頂くだけでも楽しい筈だ。
会場には、オリジナルデザインのRIPSのポスターや復刻版Tシャツも展示予定である。

JOHN DOVE& MOLLY WHITEの「RIPS」
JOHN DOVE& MOLLY WHITEの「RIPS」
INSIDEOUTのシャツ
INSIDEOUTのシャツ
INSIDEOUT
INSIDEOUT

READY STEADY GO!の代表的なシューズと言えば、ジョン・ムーアである。服のクリストファー・ネメス、シューズのジョン・ムーア、アクセサリーのジョディ・ブレームが、ある時期はロンドンファッションを代表するアイコンであった。
ジョン・ムーア自身が亡くなってしまった為、今や新作のシューズは入手不可能になり、ジョン・ムーアのシューズはコレクターズアイテムとなりつつある。
幸いな事に数は多くないが、今回は全てのジョン・ムーアのストックを販売する予定である。
多分日本でジョン・ムーアの新品が買える最後のチャンスになると思うので、お好きな方には、是非とも見に来て頂きたい。

JOHN MOOREのブーツ。これはレディース。
JOHN MOOREのブーツ。これはレディース。

メンズアイテムでは、アウターやスーツ類が充実している。特にADAMやMERCの英国産スーツを、今回は2万円の特別プライスで提供する予定だ。
60年代のモッズスタイルのスーツが、READY STEADY GO!の定番だが、写真のADAMのスーツは、ワイドラベルにフレアーパンツの70’Sスタイルである。
またモッズだけではなく、パンクテイストのアッパーブランドPUNK ROYALや、レアグルーヴ感覚のSOUL SEVENTIESなど、音楽と至近距離のスタイルを、今回は幾つも用意している。

ADAMのパンタロンスーツ
ADAMのパンタロンスーツ
PUNK ROYALのミリタリーシャツ
PUNK ROYALのミリタリーシャツ
LUIZA  BARCELOSのトラベルバッグ
LUIZA BARCELOSのトラベルバッグ

今回のテーマであるVINTAGE NEW WAVEは、サエキけんぞうさんのハルメンズXプロジェクトとの共通テーマでもある。
日本のニューウェーブの先駆者ハルメンズのデビュー35周年を記念したアルバム「35世紀」と連動し、アーチスト写真やライブ衣装も、READY STEADY GO!が提供をしているのだ。
ライブ会場に先駆けて、太田螢一さんのイラストをフューチャーしたコラボレーションTシャツと、エコバッグも販売する。
アーミーグリーンのTシャツは、VINTAGE NEW WAVE STORE限定発売になるので、お早めにお求めください。
今回のTシャツとエコバッグは、90年代のDUFFER OF ST GEORGEなどで使用されていた英国CONTINENTALのボディを使用しているのも、特徴だ。

ハルメンズXとのコラボレーション
ハルメンズXとのコラボレーション
ハルメンズXとのコラボTシャツ
ハルメンズXとのコラボTシャツ
太田螢一さんのイラスト
太田螢一さんのイラスト
ハルメンズXとのコラボエコバッグ
ハルメンズXとのコラボエコバッグ
エコバッグは4色
エコバッグは4色

定番商品であるREADY STEADY GO!のロゴTシャツの新作や、パーカーなどスウェットも用意されている。
Tシャツは、今後は入手が難しくなるCONTINENTALのボディを使用している為、今回の新作オリーブ、グレー、カーキは限定商品となる予定である。

ロゴTシャツ新作
ロゴTシャツ新作
ロゴTシャツ新作
ロゴTシャツ新作

READY STEADY GO! VINTAGE NEW WAVE STOREの情報は、facebook pageに、日々アップデートされる予定だ。
会期
Phase1: 10/1(土)~16(日)
Phase2: 12/2(金)~4(日)
business hour:14:00~20:00
Venue: Garter Gallery
@キタコレビル〒166-0002 東京都杉並区高円寺北3-4-13
高円寺駅北口徒歩5分。上島珈琲店とマクドナルドの間から入る中通り商店街の左側に、キタコレビルはあります。
お問い合わせ:Mail: readysteadygotokyo@gmail.com
*クレジットカード使用不可。デッドストック中心の為、返品交換も不可となります。ご注意ください。

80'SのUK サブカル雑誌THE FACE COVER
80’SのUK サブカル雑誌THE FACE COVER

*10/1は、18時スタート。Opening Nightとして、併設するGallery Bar GARTER HOUSEもオープン。
サエキけんぞうさんのVINTAGE NEW WAVEトークショーも開催予定。
英国的なREADY STEADY GO!の一部商品は、吉祥寺のYOUNG SOUL REBELSでも購入可能となっている。
そちらも、是非足をお運びください。

LONDON TUBE
LONDON TUBE

人はそれと知らずに、必ずめぐり会う。たとえ互いの身に何が起こり、どのような道をたどろうとも、必ず赤い輪の中で結び合うーラーマ・クリシュナー (ジャン・ピエール・メルヴィル監督「仁義」*原題"Le Cercle Rouge"より)