FLYING BODIES NEWS/MIYAKE ISSEY展 三宅一生の仕事

©2013フライングボディーズ製作委員会
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久しぶりに中野裕之監督作品『FLYING BODIES』のニュースです。
六本木の東京新国立美術館で開催されている「MIYAKE ISSEY展 三宅一生の仕事」会場内LIBRARYスペースにて、『FLYING BODIES』が、適時上映されています。
「MIYAKE ISSEY展」は、デザイナー三宅一生さんのこれまでの素晴らしい仕事の集大成とも言うべき展覧会です。

MIYAKE ISSEY展エントランス
MIYAKE ISSEY展エントランス

会場内の最初のsection Aには1970年のジャンプスーツ”TATOO”に始まり、70年代の一生さんのアヴァンギャルドともいうべきDesignの存在感に圧倒されてしまいます。
sectionCでは、一生さんの顔とも言えるマテリアルPLEATSの実演や、田中一光さんとのコラボレーション作品を見る事が出来ます。
会場全体を通して、一生の追求するDesign、マテリアル、色彩を体感しながら堪能する構成となっています。
そんな緊張感の高い展示の中で、LIBRARYスペースは、憩いの場にもなっており、ゆっくりと『FLYING BODIES』の男子新体操も楽しめます。
私は内覧会に参加させて頂いたのだが、セレモニーでは三宅一生さんにフランスのレジオン・ドヌール勲章コマンドゥールが授与されるというサプライズもありました。
会場前では『FLYING BODIES』の音楽を担当したOPEN REEL EMSEMBLEの演奏を楽しむ事も出来ました。

オープンリール・アンサンブル
オープンリール・アンサンブル

展覧会は2016年6月13日までとなります。
是非この機会に六本木の新国立美術館まで足を運び、五感に刺激を受けてみたら如何でしょうか。

MIYAKE ISSEY展
MIYAKE ISSEY展
©2013フライングボディーズ製作委員会
©2013フライングボディーズ製作委員会

MIX CLOUD LCR Disco-26

アーリー・ハウスな曲も入りながら、
相変わらず80年代ものを主に混ぜています。
下記LCR Disco-26のリンクボタンを押して頂くと、

MIX CLOUDのページにジャンプします。

楽しんで頂けたら幸いです。

LCR Disco-26
shuroom

  1. Deep / RICHIE ROME 1980
    ディスコ系でオーケストラ指揮やアレンジャーとして活躍していたフィラデルフィア出身プロデューサーの同名ソロ・アルバムより。ボコーダーを使ったゆったりムーディなメロウ・グルーヴです。

  2. Dance Hall Days / WANG CHUNG 1984
    不定期ですが六本木FLATでRockなDJもしている大学時代の先輩に、今までまったくノーチェックだったUKのエレクトロ・ポップなこのバンドを何年か前に勧められ、探して聴いてみたらほんとうにいい曲でした。さらに詳しく調べてみたところ、この曲はDJ HERVEYにも取り上げられている人気12inchだそう。

  3. Stars in Your Eyes / HERBIE HANCOCK 1980
    DAVID MANCUSOやLARRY LEVANをはじめ数々の著名DJに愛された、HERBIE HANCOCKのねっとりしたメロウ・フュージョン・ブギー12inch。スペシャル・ディスコ・リミックスです。

  4. Xtra Special / ATMOSFEAR 1982
    ELITEレーベル創立者のANDY SOJYAが率いた『Dancing in Outer Space』が有名なこのバンドの、もう一つのクラシック。LCR Disco-20で取り上げたDOLETTE McDONALDの同名曲のオリジナル・ヴァージョンになります。ANDY SOJYAはこれ以外にも別プロジェクトを数多く抱え、80年代UKジャズ・ファンク・シーンに多大な貢献をしました。

  5. Over like a Fat Rat (instr.) / FONDA RAE 1982
    FONDA RAEを代表するダンス・クラシックですが今回はB面のインストで。HipHopでもオールドスクールやニュースクールの境なくサンプリングされ続ける大定番曲です。 LEROY BURGESSのアレンジが光ります。

  6. Can’t Believe (instr.) / NANCY MARTIN 1982
    カナダのプロデューサーDOMENIC SCIULLOによるエレクトロ・ディスコです。イタロ的な音使いがテクノやハウスに大きなヒントを与えながら、後ろで流れるのはMFSBの『Love is The Message』。当時シカゴでFRANKIE KNUCKLESやRON HARDYも回していました。

  7. Dirty Talk (european connection)(instr.) / KLEIN & M.B.O. 1982
    この曲のUSA Connection-instrumental mixは、シカゴハウスの原型とも言われています。ここではあえてEuropean connection-instrumental mixを採用しています。主観ですがUAS-mixがハウスで、Euro-mixがテクノに近い感じがします。

  8. I’m Glad You Come to Me / BAS NOIR 1989
    NYのカルトなハウス・レーベル、NU GROOVEからリリースされたニュージャージー出身の女性デュオのセカンド・シングル。作者のRONALD BURRELLは彼女達以外にも様々なスタイルの作品をリリースしており、そのどれもがDeepです。

  9. Hupendi Muziki Wangu?! / K.I.D. 1981
    GIORGIO MORODERとの仕事で名を上げたプロデューサーGEOFF BASTOWが手がけたK.I.D.のアナザー・クラシック。少しづつグイグイ上げてくれるグルーヴィな展開が気持ちいいインストです。

  10. Feel It / FINESSE 1982
    FINESSEは1982年から1984年の3年間でシングル3枚をリリースしただけのマイナーなUKソウル・グループ。デビュー・シングルになるこの『Feel It』は、弾けるベースとスウェイなリズムが体を揺らす隠れた良質ブギーです。

  11. Love Magic / JOHN DAVIS & MONSTER ORC. 1979
    LCR Disco-23の70’sディスコ特集でも取り上げたJOHN DAVISと彼のオーケストラ4枚目のアルバム『The Monster Strikes Again』からの12inchシングル。まさに正統派歌ものガラージです。

  12. Beautiful Love(instru-mental) / ADEVA 1989
    ADEVAのソウルフルなミディアム・ナンバー12inchB面のピアノ・インストルメンタル。ドラムス&パーカッションはDAVID MORALES、グランド・ピアノはJOHN POPPOが演奏。エレガントなMixはFRANKIE KNUCKLESによるものです。

人はそれと知らずに、必ずめぐり会う。たとえ互いの身に何が起こり、どのような道をたどろうとも、必ず赤い輪の中で結び合うーラーマ・クリシュナー (ジャン・ピエール・メルヴィル監督「仁義」*原題"Le Cercle Rouge"より)