![EGG GARDEN CHAIR](https://i0.wp.com/lecerclerouge.jp/wp/wp-content/uploads/2014/07/IMG_1892.jpg?resize=474%2C356)
![EGG GARDEN CHAIR を畳んだ状態](https://i0.wp.com/lecerclerouge.jp/wp/wp-content/uploads/2014/07/IMG_1894.jpg?resize=474%2C356)
ミッドセンチュリー(1950~60年代)は、あらゆる分野で、現代につながるデザインが確立した時代と言えると思います。
ファッション然り、車などのインダストリアルデザイン然りですが、当時のプロダクトデザインは、現代でも魅力的なポップなデザインや、アヴァンギャルドなデザインが溢れています。
英国産クローズを中心にしたクールなインポートショップ、レディ・ステディ・ゴーが、これまで集めて来た1950〜60年代を中心にしたアンティーク家具を、初めて売り出す事になり、セルクルルージュに、そのコレクションを公開してくれました。
冒頭の写真の卵型ガーデンチェアは、ミッドセンチュリーを象徴するような、ポップなデザインです。
このコレクションの多くは、ロンドンのオークションボナムスで落札したものです。
ボナムスは、1793年に設立された英国の由緒あるオークションハウス。
パンフレットのカバーを見れば、扱っている商品のデザイン性を感じて頂けると思います。
![BONHAMSのパンフレット](https://i0.wp.com/lecerclerouge.jp/wp/wp-content/uploads/2014/07/IMG_1919-e1404551763670.jpg?resize=474%2C356)
それでは、レディ・ステディ・ゴー秘蔵のアンティーク家具をご紹介しましょう。
1964年ローマのホテル パルコ プリンシピのロビーで使われていたジオ・ポンティのアームチェア。
ジオ・ポンティは、イタリアモダンデザインの父と言われているミッドセンチュリーを代表するデザイナーです。
![GIO PONTI HOTEL Parco dei Principi](https://i0.wp.com/lecerclerouge.jp/wp/wp-content/uploads/2014/07/IMG_2545.jpg?resize=474%2C632)
![GIO PONTI](https://i0.wp.com/lecerclerouge.jp/wp/wp-content/uploads/2014/07/IMG_2544.jpg?resize=474%2C632)
こちらは1951年から生産されているデンマークのHans J Wegnerのベアチェアです。
![Hans J Wegnerのベアチェア](https://i0.wp.com/lecerclerouge.jp/wp/wp-content/uploads/2014/07/IMG_2563.jpg?resize=474%2C632)
![Hans J Wegnerのベアチェア2脚目](https://i0.wp.com/lecerclerouge.jp/wp/wp-content/uploads/2014/07/IMG_2560.jpg?resize=474%2C632)
魅惑的なデザインで知られるファルナゼッティのテキスタイルを使ったジオ・ポンティの椅子は、見事なコンビネーション。ジオ・ポンティ1957年のプロダクトです。
![FORNASETTIのテキスタイルの椅子](https://i0.wp.com/lecerclerouge.jp/wp/wp-content/uploads/2014/07/IMG_1903.jpg?resize=474%2C632)
![FORNASETTIはテキスタイルが特徴的](https://i0.wp.com/lecerclerouge.jp/wp/wp-content/uploads/2014/07/IMG_1906.jpg?resize=474%2C632)
![グリーンのカバーに隠れていますが、これもFORNASETTIのテキスタイルを、使っています。](https://i0.wp.com/lecerclerouge.jp/wp/wp-content/uploads/2014/07/IMG_1913.jpg?resize=474%2C356)
カラフルな色使いやデザインが、ミッドセンチュリーを強く感じさせる雑貨もあります。
![RENZO PAVANELLO](https://i0.wp.com/lecerclerouge.jp/wp/wp-content/uploads/2014/07/IMG_1895.jpg?resize=474%2C356)
![彩りが鮮やかな小皿セット](https://i0.wp.com/lecerclerouge.jp/wp/wp-content/uploads/2014/07/IMG_1899.jpg?resize=474%2C356)
最後に1980年代の、トム・ディクソンの鉄製キャンドルスタンドです。今や大御所のトム・ディクソンのデビュー時代の作品。彼が得意とした鉄素材の廃材リサイクルと思われます。
![TOM DIXONのキャンドルスタンド](https://i0.wp.com/lecerclerouge.jp/wp/wp-content/uploads/2014/07/R0013279.jpg?resize=474%2C356)
80年代トム・ディクソンは、オーガスト・ダーネル(キッド・クレオール)プロデュースのダンスバンド、ファンカポリタンのメンバーでもありました。
ファンカポリタンは、当時今野雄二さんやブライアン・フェリーも推していた英国のグループ。NY的なエッセンスを持ったファンクバンドで、ファンカラティーナブームに乗って1枚グルーヴィなアルバムを出しましたが、残念ながら短期間で解散。トムは、このビデオでは、楽しそうにベースを弾いています。
こちらに掲載しています家具のお問い合わせ先は、レディ・ステディ・ゴーの後藤田さん(kazu@ready-steady-go.co.jp)となります。
いい仕事されていますね。大きな頭には沢山の知識が…感服します。
ありがとうございます。
突然のコメントで申し訳ありません。
こちらで掲載されているもので興味のあるものがあるのですが、掲載されておりますメールアドレスはもうつながらないようです。古い記事ですので、掲載中の商品ももう売られていないのかもしれませんが、ご連絡をとることは可能でらっしゃいますでしょうか?お手数ですがよろしくお願いします。
佐藤様
サイトを見て頂きまして、ありがとうございます。
レディステディゴーですが、オーナーの後藤田さんが現在体調を崩されており、休業中の状態です。
未確認ではありますが、家具に関してはまだストックされているのではないかと思います。
状況わかりましたら、お知らせ致します。
よろしくお願い致します。