FLYING BODIES NEWS-2

©2013フライングボディーズ製作委員会
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代々木国立競技場第2体育館で開催された、三宅一生企画/ダニエル・エズラロウ演出による衝撃の公演から一年を経て、中野裕之監督が青森大学男子新体操部を描いたノンフィクションフィルム『FLYING BODIES』の劇場上映が、全国に広がっています。

京都の木屋町の小学校跡地にある立誠シネマと、大阪のシネ・ヌーヴォXでは、7月26日(土)〜8月8日(金)まで、同時公開。
初日の7月26日には、中野裕之監督の舞台挨拶(大阪14:10の回終了後、京都19:30の回上映前)があります。
秋には神戸元町映画館での上映も予定されており、関西主要都市を、この夏FLYING BODIESが駆け抜けます。

©2013フライングボディーズ製作委員会
©2013フライングボディーズ製作委員会

またご当地青森に次いで東北での公開として、8月16日から仙台にある桜井薬局セントラルホールでの上映が決まりました。

さらに今後九州エリアでの上映も計画されており、青森で灯された男子新体操の熱い息吹が、全国、そして世界に拡がっていく予定です。

©2013フライングボディーズ製作委員会
©2013フライングボディーズ製作委員会

Antique furniture from mid century by Ready Steady Go

EGG GARDEN CHAIR
EGG GARDEN CHAIR
EGG GARDEN CHAIR を畳んだ状態
EGG GARDEN CHAIR を畳んだ状態

ミッドセンチュリー(1950~60年代)は、あらゆる分野で、現代につながるデザインが確立した時代と言えると思います。
ファッション然り、車などのインダストリアルデザイン然りですが、当時のプロダクトデザインは、現代でも魅力的なポップなデザインや、アヴァンギャルドなデザインが溢れています。
英国産クローズを中心にしたクールなインポートショップ、レディ・ステディ・ゴーが、これまで集めて来た1950〜60年代を中心にしたアンティーク家具を、初めて売り出す事になり、セルクルルージュに、そのコレクションを公開してくれました。
冒頭の写真の卵型ガーデンチェアは、ミッドセンチュリーを象徴するような、ポップなデザインです。

このコレクションの多くは、ロンドンのオークションボナムスで落札したものです。
ボナムスは、1793年に設立された英国の由緒あるオークションハウス。
パンフレットのカバーを見れば、扱っている商品のデザイン性を感じて頂けると思います。

BONHAMSのパンフレット
BONHAMSのパンフレット

それでは、レディ・ステディ・ゴー秘蔵のアンティーク家具をご紹介しましょう。

1964年ローマのホテル パルコ プリンシピのロビーで使われていたジオ・ポンティのアームチェア。
ジオ・ポンティは、イタリアモダンデザインの父と言われているミッドセンチュリーを代表するデザイナーです。

GIO PONTI  HOTEL Parco dei Principi
GIO PONTI  HOTEL Parco dei Principi
GIO PONTI
GIO PONTI

こちらは1951年から生産されているデンマークのHans J Wegnerのベアチェアです。

Hans J Wegnerのベアチェア
Hans J Wegnerのベアチェア
Hans J Wegnerのベアチェア2脚目
Hans J Wegnerのベアチェア2脚目

魅惑的なデザインで知られるファルナゼッティのテキスタイルを使ったジオ・ポンティの椅子は、見事なコンビネーション。ジオ・ポンティ1957年のプロダクトです。

FORNASETTIのテキスタイルの椅子
FORNASETTIのテキスタイルの椅子
FORNASETTIはテキスタイルが特徴的
FORNASETTIはテキスタイルが特徴的
グリーンのカバーに隠れていますが、これもFORNASETTIのテキスタイルを、使っています。
グリーンのカバーに隠れていますが、これもFORNASETTIのテキスタイルを、使っています。

カラフルな色使いやデザインが、ミッドセンチュリーを強く感じさせる雑貨もあります。

RENZO PAVANELLO
RENZO PAVANELLO
彩りが鮮やかな小皿セット
彩りが鮮やかな小皿セット

最後に1980年代の、トム・ディクソンの鉄製キャンドルスタンドです。今や大御所のトム・ディクソンのデビュー時代の作品。彼が得意とした鉄素材の廃材リサイクルと思われます。

TOM DIXONのキャンドルスタンド
TOM DIXONのキャンドルスタンド

80年代トム・ディクソンは、オーガスト・ダーネル(キッド・クレオール)プロデュースのダンスバンド、ファンカポリタンのメンバーでもありました。
ファンカポリタンは、当時今野雄二さんやブライアン・フェリーも推していた英国のグループ。NY的なエッセンスを持ったファンクバンドで、ファンカラティーナブームに乗って1枚グルーヴィなアルバムを出しましたが、残念ながら短期間で解散。トムは、このビデオでは、楽しそうにベースを弾いています。

こちらに掲載しています家具のお問い合わせ先は、レディ・ステディ・ゴーの後藤田さん(kazu@ready-steady-go.co.jp)となります。