12月高円寺GARTER GALLERYで開催しましたREADY STEADY GO! VINTAGE NEW WAVE STOREにいらして頂いた皆様、ご来場ありがとうございました。
3日間という短い期間にも関わらず、多くの方にご来店頂きまして、感謝しております。
少し時間がたってしまいましたが、READY STEADY GO!とVINTAGE NEW WAVEをテーマにしたサエキけんぞうさん率いるハルメンズXとのコラボレーションも、好評のうちにメインイベントが終了致しました。
9月21日に発売されたハルメンズXの新作『35世紀』のアーチスト写真及び、11月16日渋谷クアトロで開催されたハルメンズの最終章イベント「ハルメンズXの伝説」の衣装を、READY STEADY GO!で、コーディネートしました。
アーチスト写真でサエキけんぞうさんが着ているTシャツは、1970年代の英国を代表するビジュアルアーチストであるジョン・ドーヴ&モリー・ホワイトが、女性の裸体をモチーフにしてデザインしたものです。
ジョン・ドーヴ&モリー・ホワイトのデザインは、当時のデヴィット・ボウイやイギー・ポップにも愛用され、一連のTシャツのデザインは、後年キングスロードにオープンするビビアン・ウエストウッドのショップSEXにも大きな影響を与えました。
サエキさんが着ているTシャツは復刻版ではありますが、当時と同じプリントを再現した貴重なヴィンテージTシャツです。
また岡島マリコさんと亀さんは、彼らの系譜を引き継いでいるブランドINSIDEOUTのコスチュームを着て、コンセプトであるヴィンテージ・ニューウェーヴを表現しています。
泉水敏郎さんと、吉田仁郎さんは、デンマークのちょっとスノッブなパンクブランド、PUNK ROYALでコーディネート。大人のパンクファッションを表現しています。
超満員に膨れ上がり、日本のニューウエーヴの勃興期からのパワーを存分に発揮した渋谷クラブクアトロでの、ジョリッツのステージ衣装も、ご紹介します。
サエキさんは、ジョリッツでは、HOMECOREのジャケットと帽子に、READY STEADY GO!のオリジナルTシャツ。
後半のハルメンズXとしてのステージでは、英国の正統派モッズブランドMERCのジャケット&パンツに、6876のクリケットキャップとシャツ、サマーヴィルのネクタイというREADY STEADY GO!の代表的なブランドでコーディネート。
キッチリ着るとブライアン・フェリーのようなスタイルですが、ハート柄のネクタイや、クリケットキャップで、少しずらした感じを出し、ハルメンズらしさを表現しています。
泉水敏郎さんは、GARB STOREのジャケットに、PUNK ROYALのTシャツに、Dr.Denimのジーンズ。前回のLIVEではワイルドなスタイルでしたが、今回はジャケットを入れたスマートカジュアルなコーディネートです。
吉田仁郎さんは、グリーンのギターに合わせたブラジルグリーンのREADY STEADY GO!ロゴパーカーにデニムのセットは、ギタリストらしいスタイル。
岡島マリコさんは、前回のLIVEに続き、ブラジルのSOUL SEVENTEIESでのコーディネート。今回はエスニック調ですが、髑髏のイラストのシャツなど、ROCKな雰囲気もあるワイルドエレガント。
前回カジュアルなスタイルだった亀さんは、JP BENWELLのワンピースに、サマーヴィルのスカーフをアクセントに使い、やはりエレガントな雰囲気にまとめました。
また大変好評だったハルメンズXと、READY STEADY GO!のコラボレーションTシャツですが、サエキさんの通販ショップであるサエキけんぞう本舗通販部や、来年オープン予定のREADY STEADY GO! online storeにて、ごく僅かですが、販売をする予定です。
今回のハルメンズXとのコラボレーションに続く、アーチストコラボレーションを、来年も幾つか計画をしております。
今回はサエキけんぞうさんとの会話の中で、NEW WAVE~VINTAGE NEW WAVEというコンセプトが生まれ、決して回顧主義にはならない形でNEW WAVEをリスペクトした展開を考えました。
ハルメンズのファンの方、READY STEADY GO!に興味をお持ちの方、それぞれに楽しんで頂けたり、刺激を与える事が出来たのならば、今回のコラボレーションは成功と考えています。
来年のREADY STEADY GO!の展開を含め、こちらのサイトでご紹介を致しますので、引き続きよろしくお願いいたします。