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MIX CLOUD LCR Rare Groove-2

MIX CLOUDは、英国のSOCIAL MIX SOUND STREAMING サイトで、セルクルルージュも不定期に選曲してアップをしています。
今回は、僕のセレクトしたLCR Rare Groove-2です。
前回はレアグルーヴオンリーの選曲でしたが、今回はレゲエやダブ、ロックなども混ぜて、クラブプレイのエッセンスを味わって頂けるようセレクトをしました。
結構メジャーな曲も織り交ぜたので、パーティTuneとして、楽しんで頂ければと思います。

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LCR Rare Groove-2
Le Cercle Rouge Japon

選曲リストと、簡単な解説を下記に用意しました。
曲を聞きながら、ご一読頂くと、より楽しんで頂けるかと思います。

1.My Love I Bring / Skip “Little Axe” McDonald featuring Sinead O’Connor
2.Tiger Claw Skank / Dry & Heavy
3.Africa Here I Come / Freddie McGregor
4.Too Experience / Bob Andy
5.Johnny Too Bad / The Slickers
6.Do You Really Want to Hurt Me / Culture Club
7.La Vie En Rose / Grace Jones
8.Be Thankful For What You Got / William DeVaughn
9.I Believe In Miracles / Mark Capanni
10.Yum Yum (Gimme Some)/ The Fatback Band
11.Let’s Dance / Pleasure
12.War (Second Version) / The Jam
13.Got to Get Your Own / Doug Willis
14.We Rap More Mellow / YOUNGER GENERATION
15.Chicken Yellow (Let Me Do It to You) / Miami
16.Break Your Back / Willie Henderson
17.Johannesburg / Gil Scott -Heron

1は、シンニード・オコナーをフューチャーしたON-U SOUND。ON-Uは、意外に女性ボーカルとの相性が良いと思います。
2は、日本の最強レゲエ/ダブグループ。10年位前になりますが、フジロックで見たステージは圧巻でした。この曲はハーモニカが効いたインスト。ボーカルのリックル・マイちゃんは、僕がDJしていた下北沢ZOOの月曜日に、時々遊びに来ていました。
3は、大御所フレディ・マクレガーのスタジオONE時代の名曲。
4も、スタジオONEクラシックスですが、これは再録版。長田定男さんに教えてもらって、ピカソでよくかけました。
5は、レゲエクラシックスとして有名なナンバー。ジミー・クリフ主演のレゲエムービー「ハーダーゼイカム」でも、効果的に使われています。
6は、説明不要。邦題は「君は完璧さ」。最近英国では、ボーイ・ジョージも復活しているようです。
7は、エディット・ピアフの名曲のカバー。グレース・ジョーンズは、もっと再評価されても良いアーチストだと思います。
8は、スローなんだけど、ダンスフロアの受けが良い、フリーソウルクラシック。
9は、ジャクソン・シスターズ版が有名だけど、これがオリジナル。
10は、レアグルーヴらしい1曲。この曲がタイトルソングのアルバムジャケットも格好良かった。
11のPLEASUREは、名古屋靖君も、LCR DISCO-5で使っていました。フュージョン的な曲も多いグループだが、これはかなりのファンキーTune。
12は、ジャムのラストシングルB面。モータウンのエドウィン・スターのヒット曲カバー。こういうカバーは、ポール・ウェラーはうまい。
13は、レアグルーブクラシックの、カバー。
14は、オールドスクールぽい感じが好きで選んだ1曲。
15は、ブレイクビーツもの。これを使ったヒップホップ、結構ありますね。
16は、ブランズウィックレーベルで、最も骨太ファンクをやっていたアーチスト。
17は、大御所ギル・スコット・ヘロンの名曲を、ライブバージョンで。

Enjoy music!

MIX CLOUD LCR DISCO-5

4月のLCR Disco-5をMIXCLOUDにUPしました。
下記LCR Disco-5のリンクボタンを押して頂くと、
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楽しんで頂けたら幸いです。

LCR Disco-5
shuroom

1. Bette Davis Eyes / KIM CARNES 1981
全米9週連続1位という記録的大ヒット曲の尺はLPと同じ12inch。ハスキーな歌声と、当時新しかったちょっとエレクトロっぽいサウンドが不思議な相乗効果を生んでいます。ハンドクラップが主役な曲でした。

2. Sending My Love (instr.) / PLEASURE 1982
オレゴン州ポートランド出身の7人組ファンクバンド。7枚目にしてラストアルバムからのシングルカット。彼らをはじめ多くのファンクバンドが80年代に入りスムースなBoogieを演奏するようになって行きます。一見地味な印象ですが演奏は一級品です。

3. Never Say / KEVIN McCORD 1985
名曲Spread LoveのAl Hudson & PartnersやONE WAYに在籍したベーシストKevin McCordの1985年のマイナー12inch。アーバン・サウンドという言葉はこんな曲のためにあるかのようなオシャレなFusion Discoです。

4. PAT METHENY GROUP lip Away / PAT METHENY GROUP 1989
ミナス3部作の2作目にあたるアルバム「Letter from Home」より。ブラジルだけど海じゃない、ミナス地方独特の浮遊感がありながらどこか牧歌的で永遠の広がりを感じさせるこの曲を25年間聴き続けていますが今もまったく色褪せません。途中PatとLyle Mays(Keys)の掛け合いが美しい。これを聴いても二人の相性が至高なのがわかります。また一緒に演奏してくれる事を切に望みます。

5. Brazilian Love Affair / GEORGE DUKE 1980
去年8月5日に惜しくもこの世を去ったジョージ・デュークがブラジル音楽に傾倒していた時期のアルバムからのシングルカット。Discoヒットを数多く持つ彼ですが、1971~1975年の間Frank Zappa BandのKeysとして活躍した実力派ミュージシャンでもあります。Zappa卒業生=凄腕ミュージシャンは師匠の事を悪く言う人はいませんが、彼だけは「あのおっさんは何考えてんだかさっぱり分らなかった」と毒を吐いてるインタビューを読んだ事があります。

6. Busy Body / RICHIE ROME 1980
フィラデルフィア出身のプロデューサー、オーケストラ・アレンジャーの唯一のアルバム「Deep」より。他の曲はもっとメロウでムーディーなのですがこの曲だけもろディスコですいません。

7. Slide / RAH BAND 1981
The Beatlesをはじめ、1960年代後半から数々のメジャー・アーティストの作品に参加しているストリングス・アレンジャーRichard Anthony Hewsonのプロジェクト。本名の頭文字3文字でRAH BAND。この人の作品がわりと印象に残るいい曲が多いのはやはりアレンジの良さなのでしょう。SAXが主役のJazz Funkながら、バックの音はスペーシーです。

8. Legs (special dance mix) / ZZ TOP 1983
1983年ビルボード最高位8位の大ヒット、当時この曲が大嫌いでした。ZZ Topと言えば、南部の泥臭いブルースロックが売りの硬派なイメージが好感持てたのに、突然のこれです。正直「ZZ Top終わったな。」と思いました。30年経った今改めて聴くと以前とはまた違った印象に聴こえます。さすがに「Jesus Just Left Chicago」と同じバンドだとは思えませんが、うしろのビコビコが気持ちよくてズルいです。

9. Turas (instr.) / AMNESIE with THE NICOLOSI FAMILY 1983
1983年頃はイタロの大漁期で、70年代後半のドナ・サマー/ジョルジョ・モロダーに代表されるミュンヘン・サウンドからの流れでシークエンサーが大活躍しています。みんなピコピコ・ビコビコです。Tony CarrascoプロデュースのイタロディスコクラシックB面インスト。力強いサウンド・プロダクションと後半の女性ヴォーカルは高揚感いっぱいです。

10. Willie and the Hand Jive / RINDER & LEWIS 1979
数々の怪作を送り出したプロデュース・チームのまさに本領発揮の1曲。Johnny Otisのトラディショナルと言ってもいい古い曲をカバーしているのですが、アレンジが半端じゃないです。ミステリアスなシンセベースと手拍子をバックに荘厳なコーラスやスペーシーなKeyで、あっという間に彼ら独特の変態宇宙空間に引き込まれてしまいます。

11. Chinese Revenge (dub ver.) / KOTO 1983
こちらも1983年イタロディスコクラシックのB面です。特にこのDubヴァージョンは後のデトロイトテクノにも通ずる音選びとハウス的な展開で、当時のシカゴDJ達に愛されたのがよく分ります。

12. Life in Tokyo (long ver.) / JAPAN 1979
前述のジョルジョ・モロダーがプロデュースした12inch。JAPANらしさは残しつつイタロっぽいエレクトロなディスコに仕上がっています。とくに後半のサックス以降はMick Karnの変態ベースとも相まってよりDarkにDeepに展開して行きます。

13. Forever / KEVIN McCORD 1985
ひさしぶりにKevin McCordのB面を聴いてみたところ、とてもいい曲だったので最後に置いておきます。