私たちセルクルルージュが尊敬してやまない友人中野裕之さんの監督した映画『ピース・ニッポン』がいよいよ今週末より封切られます。
映像作家、映画監督としての作品は多面性を持っており、被写体も様々ですが、私たちが出会って以来ずっと貫かれている、彼の芯ともいえるテーマに『日本の自然美』『日本の風景』があります。京都の桜や初期の作品の花火などなどを端緒としつつ、日本のpeacefulな映像を堆積させてきたのを知っています。
もちろん彼は海外でもその地での空撮や自然を撮っていますが、「最高の美の瞬間」を求める彼の中では、四季のある日本の自然美、風景との一期一会さがもつ意味が格別なものなのではないでしょうか。移ろう一瞬にめぐり合う奇跡。神々しいまでの輝き。畏敬の念さえ覚える美しさ。。。
今回の『ピース・ニッポン』は「8年間の製作期間」、「全国47都道府県200箇所以上で撮影された映像を厳選し、4K解像度で」映画化した集大成の作品です。
その111分に詰まった自然美の濃密さは、軽々しく1つ1つを「peace!」と受け流せない圧ををもって見る側に迫ります。しかし全編見終わったとき、禁じえない涙とともに必ずや見る人を浄化してくれる作品といえるのではないでしょうか?PEACE!
7月14日より新宿バルト9他で全国ロードショーとなります。配給は、ファントムフィルム。
セルクルルージュとも縁が深い、最高のサウンドシステムを持つ立川シネマシティでは、4Kの高画質でご覧になれます。また封切り日14日新宿バルト9では中野監督のトークイベント付きの上映も決定しています。