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1961年東京生まれ。 川野氏の2学年後輩として1980年代前半に川口氏と出逢う。 15歳から始めた音楽収集は現在も継続中。アナログレコードをこよなく愛す。 20世紀終わりには、アメリカまで好きなバンドを追いかけるため会社員を辞める。 社会復帰後まじめに働きつつも、自分に出来ることと役割について未だ妄想模索中。 Music: 70~80's Rock & Disco Boogie, early House, Clube de Esquina, Phish Cinema: Andrei Tarkovsky, Leos Carax, Jean-Jacques Beineix Style: HippieからNeo-Tradまで。30年ぶりにJ.M.Westonの履き心地にしびれる。 Food: 美味しいものがすき。でも好き嫌いあり。

MIX CLOUD LCR Disco-25

今月も80年代初期物を中心に
いろいろ混ぜています。
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楽しんで頂けたら幸いです。

LCR Disco-25
shuroom

  1. Just a Groove / GLEN ADAMS AFFAIR 1980
    LEE PERRY&THE UPSETTERSのkeysを始め、70年代にジャマイカで活躍したGLENROY PHILLIP ADAMSがGLAN ADAMS AFFAIR名義で放ったモダン・ブギー12inch。70年代中期から80年代に掛けてフロアで支持を得たSAM Recordsの人気シングルです。

  2. Clock on The Wall (instr.) / DOUBLE VISION 1984
    1981年のスタート依頼、数々のヒット・シングルをリリースしているNYのProfileから1984年エレクトリック・ブギーのB面インスト。 Prelude Recordsを中心に様々なアーティストと共演したERIC MATTHEWがMIX担当です。

  3. Watching You / SLAVE 1980
    『Just A Touch』のSLAVEによるアルバム『Stone Jam』からのこのシングル12inchは、ODYSSEYの名曲『Inside Out』とほとんど変わりません。方向性まで似ているバンド同士でこんなシングル曲が許されるのも当時ならでは?

  4. You Are Very Special (instr.) / NICE 1984
    MOMENTSや WHATNAUTSなどのプロデューサーとして有名なGEORGE KERRのレーベルよりリリースされたマイナー・ブギーのB面インスト。最近この12inchも目出度く再発された模様です。

  5. Tonight We Love / RUFUS 1981
    CHAKA KHANが脱退してもRUFUSは健在であることをファンに誇示した12inchシングル。RUFUSにはもともとBOBBY WATSONというベースの名手がいるのですが、ここではBROTHERS JOHNSONのLOUIS JOHNSONをあえてゲストで起用し、思う存分にチョッパー・ベースを弾かせています。

  6. (uh-oh) There Goes My Heart (instr.) / FONZI THORNTON 1983
    バック・ボーカリストとしてキャリアを積んできたFONZI THORNTONのソロ・デビュー・アルバム『The Reader』からの12inchシングルB面インスト。KASHIFにも通ずるこの辺のサウンドは当時日本ではブラック・コンテンポラリー=ブラコンと称され、つまらない音楽の代表のように言われる事もありました。

  7. Wing of Fire / DENNIS COFFEY 1977
    DENNIS COFFEYは60年代後半からモータウンはTHE FUNK BROTHERSで活躍したデトロイト出身の白人ギタリストで、THE DRAMATICSの『In The Rain』など、数々のヒット曲でその技を披露しています。このシングルでは1977年当時のディスコ・ブームに乗って、お得意のワウペダル全開でファンキーなギターを聴かせてくれます。中盤から後半に掛けてのDopeな展開も最高です。

  8. Rising Sun / BEGGAR AND CO. 1981
    INCOGNITOの前身バンドLIGHT OF THE WORLDともメンバーが重なる、いまも現在進行形な息の長いUKのファンクバンドBEGGAR AND CO.の1981年12inchシングル『Help Me Out』B面。UKらしい少しライトで、清涼感のあるダンサブルなサウンドが好感持てます。

  9. There’s Never Been (no one like you) (long ver.) / KENIX feat. BOBBY YOUNGBLOOD 1980
    このシングルのレーベルでもあるWEST ENDにおいて、KENIX名義で多くのヒットシングルをリリースしたKENTON NIXの12inch。ソロとしても人気の高いBOBBY YOUNGBLOODをフューチャーしたメロディアスなガラージ・クラシックです。

  10. Stay Away from My Lover (instr.) / SATIN DREAM 1981
    LONNIE JOHNSONプロデュース。パーカッシヴなリズムに軽快なカッティング・ギターとスムースなメロディが爽やかなダンス・クラシックのインストになります。

  11. ALL My Love (instr.) / L.A.X. 1980
    どちらかと言えばダンスよりAORやロックの印象が勝っていながら、Prelude Recordsに所属していたバンドによるFRANCOIS KOVORKIAN MIXのシングルB面。正規盤12inchのB面は別曲になっており、インスト収録はこのプロモ盤だけです。

  12. Back in The Old School (instr.) / CHIC feat. NILE RODGERS 2105
    NILE RODGERSが23年ぶり2015年にリリースした12inchシングル『I’ll Be There』のB面インスト。タイトル通りオールドスクールな音づくりがその他の曲とも相性は悪くありませんが、さすがに音の厚みは違います。

  13. Do it with Style / WEBSTER LEWIS 1976
    70年代から80年代中期、数多くの秀作を放ったkeysのWEBSTER LEWISの代表曲プロモ・シングル12inch。Hip Hopネタとしても有名な曲なようです。

  14. Give Me The Sunshine (mini-trio) / LEO’S SUNSHIPP 1978
    オリジナルは1978年ですが、1986年UKはExpansion Recordsからのオフィシャル・リプレスになるこの12inchには、インスト(mini-trio)がオマケで入っていました。レアグルーヴ・クラシックでもあります。

MIX CLOUD LCR Disco-24

年明け最初のMIXCLOUDですので、
少しゆっくりめな曲で混ぜてみました。
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楽しんで頂けたら幸いです。

LCR Disco-24
shuroom

  1. Tara / ROXY MUSIC 1982
    ROXY MUSIC1982年発表のアルバム『Avalon』に収録のインストです。哀愁漂うANDY MACKAYのSAXがジャケ写のような静寂の夜明け前を連想させます。

  2. 1000 knives / YMO 1981
    元々は坂本龍一1978年の同名タイトルのソロ・アルバムに収録されていた曲を4年後にYMOでセルフカバーし12inchシングル化したもの。テーマ部以外全編に渡って坂本龍一のキーボード・ソロが狂っていてオリジナルとは一線を画しています。

  3. Cancion Ritual (ritual song) / HOT PEPPER 1978
    メキシコ産オブスキュア・ディスコの人気曲。ritual song = 儀式の歌と言うだけあって呪術的な妖しいブギーです。ここ何年かの新たな流れでもある辺境DJとの相性も良さそうです。

  4. I Like Your Freaky Ways / MANDRE 1978
    GEORGE DUKEの後釜としてFRANK ZAPPA BANDに参加していたKeys & VocalのMICHAEL ANDRE LEWISの別名プロジェクト、MANDREの2ndアルバム『Mandre Two』より。ZAPPAとP-FUNKを足して二で割ったような、バウンドするBassが主役のタイトル通りフリーキーなファンクです。

  5. Red Hot (special remixed ver.) / HERB ALPERT 1980
    A&Mレコードの創設者でもあるHERB ALPERTによるファンキーなダブ・フュージョンで、ガラージ・クラシックとしても有名なカラーレコード12inch。でも盤が赤くて透明だと溝が分かりづらくて困ります。

  6. Chief Inspector / WALLY BADAROU 1984
    LEVEL 42をはじめソロとしても『High Life』の世界的ヒットを持つフランス出身のアフリカ系ミュージシャンWALLY BADAROUの代表曲のひとつ。LOFTクラシックです。

  7. What Cha Gonna Do with My Lovin’ / STEPHANIE MILLS 1979
    JAMES MTUME & REGGIE LUCASプロデュース、バックはほぼMTUMEという強力な布陣でリリースされた同名アルバムからの大ヒット・シングル。彼女がブレイクするきっかけになったこの曲は後にINNER CITYもハウス・カバーしました。

  8. Our Time (instr.) / CITY GROUP’S BAND 1981
    1981年に5タイトルだけ12inchをリリースしていた、イタリアはローマのマイナー・レーベルFlop Recordsのシングル。メインの男性Vocalを排し、太いベースラインと中盤からの女性Vocalのスキャットを際立たせたB面のインストが気持ちいいです。

  9. Survivor / MIKE FRANCIS 1984
    イタリアのSSW、MIKE FRANCISのアルバム『Let’s Not Talk About It』からの12inchシングル・ロングバージョン。イタロ・ディスコなシンセをフューチャーしながら、AOR的なメロディと甘い歌声が極上のメロウ・トラックです。

  10. More, More, More / ANDREA TRUE CONNECTION 1976
    当時流行った良くも悪くもディスコな一曲。しかし改めて聴けば『Hot Butterfly』を作ったGREGG DIAMONDによるトラックはさすが多幸感いっぱいのクラシックです。

  11. I Found Love / DENIECE WILLIAMS 1979
    RAY PARKER Jrプロデュースの名曲12inchロング・バージョン。GENE PAGEによるオーケストラ・サウンドに気持ち良く乗るDENIECE WILLIAMSのキュートで伸びやかなVocalと、JEFF PORCAROの絶妙なタイム感のDrumsが奏でるスウェイビートの組み合わせは最高です。

  12. Creepin’ / HERBIE MANN feat. CISSY HOUSTON 1976
    ジャズ・フュージョン系Flute奏者のソロ・アルバム『Surprises』より。BassにTONY LEVIN、DrumsにSTEVE GADDを従え、STEVIE WONDERの名曲をCISSY HOUSTONがジャジーに歌い上げています。

  13. Eternal Youth / TONINHO HORTA 1989
    ブラジルはClube de Esquinaの重要人物であり、PAT METHENYが影響を受けたギタリストのアルバム『Moonstone』より。ここではバックをECM時代のPAT METHENY GOUPのリズム隊がつとめ、ミナス派らしい情緒たっぷりの演奏を披露しています。何年か前に間近でTONINHO HORTAのLiveを観る機会がありましたが、その時の印象はいい意味で、けっこういい加減で譜面があるわりに演奏も適当っぽいのですが、ワンフレーズだけで彼とわかる美しい音色を自由気ままに奏でていて、きっとPAT METHENYもこの自由な気持ち良さに心震わせたんだろうなあ、と勝手に思いながら聴いていました。