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1961年東京生まれ。 川野氏の2学年後輩として1980年代前半に川口氏と出逢う。 15歳から始めた音楽収集は現在も継続中。アナログレコードをこよなく愛す。 20世紀終わりには、アメリカまで好きなバンドを追いかけるため会社員を辞める。 社会復帰後まじめに働きつつも、自分に出来ることと役割について未だ妄想模索中。 Music: 70~80's Rock & Disco Boogie, early House, Clube de Esquina, Phish Cinema: Andrei Tarkovsky, Leos Carax, Jean-Jacques Beineix Style: HippieからNeo-Tradまで。30年ぶりにJ.M.Westonの履き心地にしびれる。 Food: 美味しいものがすき。でも好き嫌いあり。

MIX CLOUD LCR Disco-28

有名無名問わず、
ロックな曲も絡めながら、
変化球多めで混ぜてみました。
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楽しんで頂けたら幸いです。

LCR Disco-28
shuroom

  1. Expansions / LONNIE LISTON SMITH 1979
    レア・グルーヴを象徴する曲のUK12inchシングル。これは説明不要ですね。

  2. Line Up (instr.) / SHRIEKBACK 1983
    SHRIEBACKはXTCのキーボードBARRY ANDREWSと元GANG OF FOURのベースDAVE ALLENに、ギターとドラムスを加えたUK産ニューウェーヴ・ファンク・バンドです。このシングルがリリースされた1983年頃まではまだメジャー契約もなく、極太のBassにひたすら暗くて冷たい上モノがのるアンダーグラウンドな音を追求しており、のちにこの辺を「コールド・ファンク」と呼ぶようになります。

  3. If You Like Dancin’ / 94 EAST 1977
    この曲で聴ける弾きまくりのギターは、先日惜しくもこの世を去ったPRINCEによるものです。彼がまだメジャーデビューする前、ジュニア・ハイスクルール時代に友人達と組んでいたバンドがこの94 EASTですが、PRINCEのメジャーデビューを機にバンドは解散してしまいます。

  4. Ooooh Baby / ALAN WHITE 1976
    あのYESのドラマーがバンド活動の最中に好きな事をやってたソロアルバム『Ramshackled』一曲目。プログレバンドの名ドラマーとは思えないファンキーでソウルフルな歌にびっくりです。

  5. Let It Out / KRAAN 1975
    ドイツのジャズ・ロックバンド、KRAANの通算5枚目のアルバム『Let It Out』より。レコーディング・エンジニアには、クラウト・ロックの重鎮CONNY PLANKの名前も!フェンダー・ローズの音色が印象的なファンク・ロックです。

  6. Your Gold Teeth / STEELY DAN 1973
    ローズつながりで『おまえの金歯』。STEELY DAN2枚目のアルバム『Countdown to Ecstasy』より。このアルバムはDONALD FAGENの一番お気に入りだそうですが、こちらの曲はもう一人のメンバーWALTER BECKER独特の不思議な雰囲気がよく表されているラテンフレーバーの複雑な曲です。

  7. Gold / CHAPLIN BAND 1982
    DJ HARVEYが彼らの『IL VELIERO』をかけた事で広く知られるようになったオランダのバンドのアナザー・クラシック。THE CLASHの『Rock the Casbah』にちょっとだけ似ているバックにどこかで聞いたようなキャッチーなヴォーカルが乗ったB級ディスコです。

  8. Harmony / SUZI LANE 1979
    1990年6月にHarmony Tourと題してFrancis Kと共に一度だけ来日したLARRY LEVEN。その際、テーマ曲のようにこの曲をかけていたのを今でも思い出します。

  9. One Man Jam / 94 EAST 1977
    PRINCEを失ったことは本当に残念なので、94 EASTからもう一曲。

  10. Keep On Dancin’ / GARY’S GANG 1978
    白人ディスコ・プロデューサーのERIC MATTHEWSがリード・ヴォーカルをとるこのバンドの中でも最も知られたヒット曲です。

  11. Blue Steel / RINDER & LEWIS 1979
    RINDER & LEWISのエレクトロなアルバム『Warriors』より。前号LCR Disco-27でも取り上げた彼らの『Pride』にも通ずるスペーシーなクロスオーバー・インストです。

  12. You’re A Star / STARSHIP ORCHESTRA 1980
    LOFTクラシックとして有名なAQUARIAN DREAMの同名曲をNORMAN CONNORSのバックバンドがカバー。実はAQUARIAN DREAMもNORMAN CONNORSの別プロジェクトで、ご本人もこの曲が相当お気に入りだったのでしょう。

  13. Summer Breezin’ / GEORGE DUKE 1980
    FRANK ZAPPA卒業生であり数多くのフロア・ヒットを持つGEORGE DUKEですが、そのイメージとは違うこの曲が収録されたアルバム『A Brazilian Love Affair』とWAYNE SHORTERの『Native Dancer』はまだ若かった頃の自分に初めてブラジル系音楽の魅力に気づかせてくれたきっかけになったレコードです。

MIX CLOUD LCR Disco-27

今回はいつもよりご存知の曲も多いかと思います。
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楽しんで頂けたら幸いです

LCR Disco-27
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  1. Feelin Lucky Lately / HIGH FASHION 1982
    MELI’SA MORGANとALYSON WILLIAMSが在籍していた事でも有名なバンドです。CHANGEやBBQ BANDを手掛けたイタリア人Jプロデューサー・チームACQUES FRED PETRUS&MAURO MALAVASIによるNYサウンドを象徴する傑作アルバムより、彼らの楽曲の中でも最も売れた12inchシングルです。

  2. We’ve Arrived(dangrous dub ver. ) / LOOSE END 1982
    UKライト・ファンクな彼らの1982年デビュー12inch。デビュー当時グループ名はLOOSE ENDなのですが、なぜか1983年の3枚目のシングルからバンド名をLOOSE ENDSに改名しています。ちなみにこの曲を含め、LCR Disco-3の一曲目でも紹介した『In The Sky』と『Don’t Hold Back Your Love』の初期3枚は12inchオンリーで、どのアルバムにも収録されていません。

  3. Baby Don’t Hold Your Love Back / BRIDGE 1985
    1985~86年に2枚のシングルを残して消えていったマイナーグループのモダン・ソウル・ブギー。アトランティック・レーベルからリリースされた3大傑作ダンサー12inchのひとつとして、古くからマニアの間で愛され続けているレコードで、80年代中期らしいエレクトロなファンク・サウンドをバックに、AOR的なメロディをソウルフルに熱唱する名盤になります。

  4. Knock Me Out (instr.) / GARY’S GANG 1982
    ERIC MATTHEWSがドラマーのGARY TUNIERと組んだ白人バンドのシンセ・ディスコ。サビのフレーズもけっこう知られたPOPな曲ですが、後ろの音はハウス等との相性も良くアンダーグラウンドでも人気です。

  5. She So Divine / THE LIMIT 1982
    オランダ人のBERNARD OTTESとROB VAN SCHAIKのデュオTHE LIMITによるメジャー・ヒット。作詞作曲はこの2人なのですが、元々はオランダのプログレバンド、FOCUSのフロントマンであるJAN AKERMAN1975年のソロ・アルバムのためにこの曲を提供しており、J.AKKERMANオリジナル・ヴァージョンはよりAOR的なアレンジになっています。

  6. Play The Game / COOL RUNNERS 1982
    正直当時は2軍扱いだったUKファンクなこの12inchシングルですが、時が経つにつれじわじわと人気が上がり、今となっては入手困難なレアで人気な一枚になってしまいました。

  7. Paradise / CHANGE 1981
    1曲目『Feelin Lucky Lately』の制作チーム、ACQUES FRED PETRUS&MAURO MALAVASIがアメリカ市場を意識しながらイタリアで独自にサウンド制作し、リード・ヴォーカル録音だけをNYで行うという変則的な楽曲制作を行っていたのがCHANGEです。彼らの作品の中で最も知名度の高いであろうこの曲は、イタリア人によるNYサウンドの絶対的完成形のひとつです。

  8. Message In The Love (instr.) / BARBARA JOYCE 1984
    B.T.EXPRESSのシンガーBARBARA JOYCEが地元ブルックリンのLULUというマイナー・レーベルに残したダンス・クラシック12inch。

  9. (Our Hearts) Will Always Shine / OZONE 1983
    70年代後期から80年代中心に大活躍したMICHAEL SATOKESプロデュースのOZONE最後のLPより。80年代らしいメロウなミディアム・ファンク人気曲です。

  10. Let Me Feel Your Heartbeat / GLASS 1982
    LCR Disco-20の11曲目でもご紹介したインスト曲のヴォーカル・ヴァージョン。数々の名盤を放ったWest Endレーベルの中でも特に華やかな印象の12inchですが、LARRY LEVANが絡んでいるためか、低音部がいい意味でアンバランスなくらい響いています。

  11. Pride / RINDER & LEWIS 1977
    LCR Discoシリーズで何度か登場している、米国変態ディスコ・プロデューサー・チームのアルバム『Seven Deadly Sins』より。少しJAZZYでクロスオーバーな楽曲は、彼らの作品の中でも落ち着いた部類に入るナンバーです。

  12. I Can’t Turn Away (instr.) / SAVANNA 1981
    UKのバンドらしい、洗練されたアーバン・ブギーのインスト。中盤から挿入されるビブラフォンの音が気持ちいいです。

  13. Glow (instr.) / RICK JAMES 1985
    代表作『Super Freak』を初め多くのヒットで日本でも知名度の高かったRICK JAMESの、人気が降下しだした85年にリリースされた後期アルバム『Glow』からの同名曲インスト。このインスト・ヴァージョンはLARRY LEVANが唯一かけたR.JAMES作品のガラージ・クラシックとして有名になりました。

  14. Perfumed Garden / RAH BAND 1982
    RAH BANDのたぶん最も知られたナンバー。この曲の持つドリーミングでメロウな雰囲気は数十年経った今でも不変です。