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1961年東京生まれ。 川野氏の2学年後輩として1980年代前半に川口氏と出逢う。 15歳から始めた音楽収集は現在も継続中。アナログレコードをこよなく愛す。 20世紀終わりには、アメリカまで好きなバンドを追いかけるため会社員を辞める。 社会復帰後まじめに働きつつも、自分に出来ることと役割について未だ妄想模索中。 Music: 70~80's Rock & Disco Boogie, early House, Clube de Esquina, Phish Cinema: Andrei Tarkovsky, Leos Carax, Jean-Jacques Beineix Style: HippieからNeo-Tradまで。30年ぶりにJ.M.Westonの履き心地にしびれる。 Food: 美味しいものがすき。でも好き嫌いあり。

MIX CLOUD LCR DISCO-30

関東地方もようやく梅雨明けしたようです。
今回は夏に気持ちよさげな曲で混ぜています。
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楽しんで頂けたら幸いです。

LCR Disco-30
shuroom

  1. Woke Up Laughing / ROBERT PALMER 1980
    2003年9月26日Parisにて心臓発作で急死してしまったROBERT PALMERが、1980年にリリースしたアルバム『Clues』より。アルバムは『Cars』のヒットを放ったUKのGARY NEWMANも参加するなど、それまでのソウルフルな路線でなくテクノ、ニューウェーヴ寄りに方向転換した印象ですが、このように息抜き的ないい曲が入っているのも彼のアルバムの魅力のひとつです。

  2. Give Me / I LEVEL 1982
    UKのエレクトロ・ファンクな3人組のデビュー12inchシングル。どこかホッコリとした雰囲気あるこの曲は数多くのHip Hopアーティストにサンプリングされている人気のダンス・クラシックです。

  3. Tossing & Turning / WINDJAMMER 1984
    ニューオリンズ出身のライトファンク・グループのセカンド・アルバム『Windjammer 2』からの12inchシングル。夏らしいAORな雰囲気も併せ持ったモダンソウル・ダンサーです。

  4. What’s It Worth (instr.) / LOTTI G 1982
    マニアックな80’s ブギーファンにはお馴染みなスウェイ・ビートなクラシック。キュートなヴォーカルも魅力的なのですが今回はB面インストを選んでいます。

  5. Gotta Take Your Love / GAME 1982
    イタリアのディスコ・チームGAMEの、再発もされたアルバム『Gotta Take Tour Love』からの同タイトルの12inchシングル。バックのカッティング・ギターやベースなどのインスト・パートや、後半男女掛け合いのシャウトするヴォーカルのファンキーさがたまりません。

  6. Fancy Dancer / TWENNYNINE with LENNY WHITE 1980
    LOFTのDAVID MANCUSOも愛した12inchロング・ヴァージョン。MILES DAVISの『Bitches Brew』やCHICK COREAの『Return to Forever』でドラムスを担当したLENNY WHITEが1979年に結成したバンドのヒット曲です。

  7. Wired for Games / C-BRAND 1982
    デトロイト出身のマイナーバンドC-BRANDによる、DAZZ BANDのMICHAEL CALHOUNプロデュースのレアなブギー12inch。ちょっと妖しい雰囲気のバックに若々しいヴォーカルとメロディがDeepでクセになります。

  8. S.O.S. / MASAKI MATSUBARA 1984
    今年2016年の2月に亡くなられた、福井県出身の日本を代表するフュージョン・ギタリスト松原正樹が、1984年に全米及びヨーロッパでリリースした12inchシングル・ロングヴァージョン。ブリージンでスムースなギターは特にヨーロッパで人気が高かったようです。

  9. Town / MINAKO YOSHIDA 1981
    ジャパニーズNo.1ソウルシンガー、吉田美奈子の1981年リリースのアルバム『Monster Town』からの12inchシングル、Alfa Recordsオリジナル盤。当時日本最高峰の、演奏もアレンジも歌もとにかく最高です。ちなみに彼女のHPによると、本人はこの『Town』の12inchについて、自身の承諾無しでたびたびリリースされる海外などのレーベルに怒っておられ、その対策として2016年10月1日正式にこの12inchを再販されるとのこと。もちろん買います!

  10. Best Love / ROSE ROYCE 1982
    1982年人気アルバム『Stronger Than Ever』の中では、沖野修也がカバーした『Still in Love』が有名ですが、Norman J. Whitefeldがプロデュースしたこの『Best Love』も高揚感たっぷりの素晴らしいブギー・チューンです。この12inchもアルバムより若干長いロング・ヴァージョンを収録しています。

  11. Shout / MILES DAVIS 1981
    1981年、長き沈黙の後に発表されたMILE DAVISのアルバム『The Man with The Horn』ですが、12inchシングル化されたこの『Shout』は「フュージョンすぎる!」とファンからはあまり評判よくありませんでした。今聞いてもシンプルでストレートな演奏はダンス・ミュージックとしては合格点ですが、MILESでなくとも成立する曲ではあります。

  12. Hold Me Tight / ROBERT WHITE 1985
    EARTH WIND & FIREのパーカッションRALPH JOHNSONプロデュース、カリフォルニアはハリウッドのLighthouse Studioで録音された西海岸らしい爽やかな楽曲。ALAN IWAHARAという日系人による琴の音も入ったアーバン・ライト・ブギーです。

  13. Rainforest / PAUL HARDCASTLE 1984
    ベトナム戦争でアメリカ兵の平均年齢が19歳だった事を歌ったショッキングな、ナナナ『19』が世界的ヒットとなったPAUL HARDCASTLEの、その一つ前にリリースした12inchシングル。当時様々なシーンでBGMとして使用されていたので聞き覚えのある方も多いかと思います。エレクトロですがどちらかと言うとフュージョンに近く、タイトル通り熱帯雨林を連想させる南国感たっぷりの気持ちのいい曲です。

MIX CLOUD LCR Disco-29

今月もいろいろなところから集めてます。
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楽しんで頂けたら幸いです。

LCR Disco-29
shuroom

  1. Journey / POWERLINE 1981
    UKのELITEレーベル社長でATMOSFEARのプロデューサーANDY SOJKAが制作したユニットPOWERLINEの12inch。反対面のLOFTクラシック名曲『Double Journey』は13分にも及ぶロング・ミックスなので、今回は短くて取り上げられる機会も多くない『Journey』を。

  2. Standing in The Rain / DON RAY 1978
    まだまだ梅雨は明けそうにないので、CERRONEプロデュースの1978年物のフレンチ・ディスコ『Standing in The Rain』。ウニィウニィな妖しいシンセのアルペジオが印象的なNYアンダーグラウンド・クラシックです。

  3. Makin’ Music (dub mix) / GARY’S GANG 1983
    前回の4曲目でも取り上げたGARY’S GANGのコズミックな一面を見せてくれるグルービーなB面インスト・ダブ。

  4. I Need You Now (the fierce reprise) / SINNAMON 1983
    どちらかと言うとこの曲はアカペラが、Houseを初めとした数多くのネタとして有名なガラージ・クラシックになります。DARRYL PAYNEとDON WELCHによるリミックス・ワークがとんでもないこのヴァージョンは12inchのみに収録です。

  5. Les Mannequins / KRAFTWERK 1977
    アルバム『Trance Europe Express』からシングルカットされた『Showroom Dummies』の12inch B面には、歌詞をフランス語に代えて歌ったこの『Les Mannequins』が収録されていました。

  6. Il Veliero / THE CHAPLIN BAND 1982
    オランダのディスコ・バンドのイタロディスコ・クラシック。たぶん当時日本ではほとんど注目されなかった曲ですが、DJ HERVEYが取り上げた事でホワイトラベルのブート盤まで売り出された人気のレコードです。

  7. The End / CHANGE 1980
    CHANGE初期のシングル『A Lover’s Holiday』の12inch B面。この『The End』は同じ12inchでも未収録の物も多くなかなかお目にかかれません。聞いてもらえばお分かりでしょうが、他のCHANGEの楽曲とは一線を画す毛色の違う音に少なからず驚かされます。

  8. Darling Don’t Leave Me / ROBERT GORL 1983
    元D.A.F(ドイチェ・エメリカニシェ・フロインシャフト)のROBERT GORLが、バンド解散後にEURYTHMICSのANNIE LENNOXを迎えてリリースしたシングル。ニューウェーヴらしい疾走感のあるエレクトロなダンス・チューンです。

  9. Synchro System / KING SUNNY ADE 1983
    80年代前半、毎月のように様々なジャンルの音楽が登場・紹介されていた中で、このKING SUNNY ADEの奏でる「ジュジュ・ミュージック」は衝撃的でした。もちろんきっかけは元GENESISのPETER GABRIELによる、WOMADを初めとするワールド・ミュージック紹介活動が、世界中の音楽ファンを新たな出逢いに導いてくれていたのは間違いありません。

  10. I Robot / ALAN PARSONS PROJECT 1977
    ISAAC ASIMOVのSF古典短編小説にインスパイアされて作られたAPPの2ndアルバムより同名タイトル曲。元々アビィロード・スタジオのエンジニアだったALAN PARSONSなので、プログレやオーケストレーションなどお袈裟な表現はお手の物です。

  11. Shine on You Crazy Diamond / Dream in Goa 1990
    当時PINK FLOYDの曲を演ってるという理由だけで買ったホワイトラベルのプロモイタリア盤です。未聴ですが2002年に同じくPINK FLOYDの『Another Brick in The Wall』もHouseカバーしているようです。

  12. Falling / JULEE CRUISE 1989
    DAVID LYNCHが撮影を降板>和解>復帰など、はたして2017年に無事に放映なるか?まだまだ予断を許さない『Twin Peaks』ですが、新シリーズ期待しています。