Deep / RICHIE ROME 1980
ディスコ系でオーケストラ指揮やアレンジャーとして活躍していたフィラデルフィア出身プロデューサーの同名ソロ・アルバムより。ボコーダーを使ったゆったりムーディなメロウ・グルーヴです。
Dance Hall Days / WANG CHUNG 1984
不定期ですが六本木FLATでRockなDJもしている大学時代の先輩に、今までまったくノーチェックだったUKのエレクトロ・ポップなこのバンドを何年か前に勧められ、探して聴いてみたらほんとうにいい曲でした。さらに詳しく調べてみたところ、この曲はDJ HERVEYにも取り上げられている人気12inchだそう。
Stars in Your Eyes / HERBIE HANCOCK 1980
DAVID MANCUSOやLARRY LEVANをはじめ数々の著名DJに愛された、HERBIE HANCOCKのねっとりしたメロウ・フュージョン・ブギー12inch。スペシャル・ディスコ・リミックスです。
Xtra Special / ATMOSFEAR 1982
ELITEレーベル創立者のANDY SOJYAが率いた『Dancing in Outer Space』が有名なこのバンドの、もう一つのクラシック。LCR Disco-20で取り上げたDOLETTE McDONALDの同名曲のオリジナル・ヴァージョンになります。ANDY SOJYAはこれ以外にも別プロジェクトを数多く抱え、80年代UKジャズ・ファンク・シーンに多大な貢献をしました。
Over like a Fat Rat (instr.) / FONDA RAE 1982
FONDA RAEを代表するダンス・クラシックですが今回はB面のインストで。HipHopでもオールドスクールやニュースクールの境なくサンプリングされ続ける大定番曲です。 LEROY BURGESSのアレンジが光ります。
Can’t Believe (instr.) / NANCY MARTIN 1982
カナダのプロデューサーDOMENIC SCIULLOによるエレクトロ・ディスコです。イタロ的な音使いがテクノやハウスに大きなヒントを与えながら、後ろで流れるのはMFSBの『Love is The Message』。当時シカゴでFRANKIE KNUCKLESやRON HARDYも回していました。
I’m Glad You Come to Me / BAS NOIR 1989
NYのカルトなハウス・レーベル、NU GROOVEからリリースされたニュージャージー出身の女性デュオのセカンド・シングル。作者のRONALD BURRELLは彼女達以外にも様々なスタイルの作品をリリースしており、そのどれもがDeepです。
Hupendi Muziki Wangu?! / K.I.D. 1981
GIORGIO MORODERとの仕事で名を上げたプロデューサーGEOFF BASTOWが手がけたK.I.D.のアナザー・クラシック。少しづつグイグイ上げてくれるグルーヴィな展開が気持ちいいインストです。
Feel It / FINESSE 1982
FINESSEは1982年から1984年の3年間でシングル3枚をリリースしただけのマイナーなUKソウル・グループ。デビュー・シングルになるこの『Feel It』は、弾けるベースとスウェイなリズムが体を揺らす隠れた良質ブギーです。
Love Magic / JOHN DAVIS & MONSTER ORC. 1979
LCR Disco-23の70’sディスコ特集でも取り上げたJOHN DAVISと彼のオーケストラ4枚目のアルバム『The Monster Strikes Again』からの12inchシングル。まさに正統派歌ものガラージです。
Just a Groove / GLEN ADAMS AFFAIR 1980
LEE PERRY&THE UPSETTERSのkeysを始め、70年代にジャマイカで活躍したGLENROY PHILLIP ADAMSがGLAN ADAMS AFFAIR名義で放ったモダン・ブギー12inch。70年代中期から80年代に掛けてフロアで支持を得たSAM Recordsの人気シングルです。
Clock on The Wall (instr.) / DOUBLE VISION 1984
1981年のスタート依頼、数々のヒット・シングルをリリースしているNYのProfileから1984年エレクトリック・ブギーのB面インスト。 Prelude Recordsを中心に様々なアーティストと共演したERIC MATTHEWがMIX担当です。
Watching You / SLAVE 1980
『Just A Touch』のSLAVEによるアルバム『Stone Jam』からのこのシングル12inchは、ODYSSEYの名曲『Inside Out』とほとんど変わりません。方向性まで似ているバンド同士でこんなシングル曲が許されるのも当時ならでは?
You Are Very Special (instr.) / NICE 1984
MOMENTSや WHATNAUTSなどのプロデューサーとして有名なGEORGE KERRのレーベルよりリリースされたマイナー・ブギーのB面インスト。最近この12inchも目出度く再発された模様です。
Tonight We Love / RUFUS 1981
CHAKA KHANが脱退してもRUFUSは健在であることをファンに誇示した12inchシングル。RUFUSにはもともとBOBBY WATSONというベースの名手がいるのですが、ここではBROTHERS JOHNSONのLOUIS JOHNSONをあえてゲストで起用し、思う存分にチョッパー・ベースを弾かせています。
(uh-oh) There Goes My Heart (instr.) / FONZI THORNTON 1983
バック・ボーカリストとしてキャリアを積んできたFONZI THORNTONのソロ・デビュー・アルバム『The Reader』からの12inchシングルB面インスト。KASHIFにも通ずるこの辺のサウンドは当時日本ではブラック・コンテンポラリー=ブラコンと称され、つまらない音楽の代表のように言われる事もありました。
Wing of Fire / DENNIS COFFEY 1977
DENNIS COFFEYは60年代後半からモータウンはTHE FUNK BROTHERSで活躍したデトロイト出身の白人ギタリストで、THE DRAMATICSの『In The Rain』など、数々のヒット曲でその技を披露しています。このシングルでは1977年当時のディスコ・ブームに乗って、お得意のワウペダル全開でファンキーなギターを聴かせてくれます。中盤から後半に掛けてのDopeな展開も最高です。
Rising Sun / BEGGAR AND CO. 1981
INCOGNITOの前身バンドLIGHT OF THE WORLDともメンバーが重なる、いまも現在進行形な息の長いUKのファンクバンドBEGGAR AND CO.の1981年12inchシングル『Help Me Out』B面。UKらしい少しライトで、清涼感のあるダンサブルなサウンドが好感持てます。
There’s Never Been (no one like you) (long ver.) / KENIX feat. BOBBY YOUNGBLOOD 1980
このシングルのレーベルでもあるWEST ENDにおいて、KENIX名義で多くのヒットシングルをリリースしたKENTON NIXの12inch。ソロとしても人気の高いBOBBY YOUNGBLOODをフューチャーしたメロディアスなガラージ・クラシックです。
Stay Away from My Lover (instr.) / SATIN DREAM 1981
LONNIE JOHNSONプロデュース。パーカッシヴなリズムに軽快なカッティング・ギターとスムースなメロディが爽やかなダンス・クラシックのインストになります。
ALL My Love (instr.) / L.A.X. 1980
どちらかと言えばダンスよりAORやロックの印象が勝っていながら、Prelude Recordsに所属していたバンドによるFRANCOIS KOVORKIAN MIXのシングルB面。正規盤12inchのB面は別曲になっており、インスト収録はこのプロモ盤だけです。
Back in The Old School (instr.) / CHIC feat. NILE RODGERS 2105
NILE RODGERSが23年ぶり2015年にリリースした12inchシングル『I’ll Be There』のB面インスト。タイトル通りオールドスクールな音づくりがその他の曲とも相性は悪くありませんが、さすがに音の厚みは違います。
Do it with Style / WEBSTER LEWIS 1976
70年代から80年代中期、数多くの秀作を放ったkeysのWEBSTER LEWISの代表曲プロモ・シングル12inch。Hip Hopネタとしても有名な曲なようです。
Give Me The Sunshine (mini-trio) / LEO’S SUNSHIPP 1978
オリジナルは1978年ですが、1986年UKはExpansion Recordsからのオフィシャル・リプレスになるこの12inchには、インスト(mini-trio)がオマケで入っていました。レアグルーヴ・クラシックでもあります。