もちろん、迷わずアナログレコードを買いました。最近アメリカで話題の「180g Vinyl Record」音質よしです。ジャケットは2013年とは思えない、30 x 30cmのアナログサイズで映えるデザイン。もろウエストコースト・サウンドを彷彿とさせる写真は、真っ白なジャケットの中に着たプリントシャツと、アルバムジャケットの枠の色を合わせるというお洒落ぶり。何より主人公エヂの容姿がスゴい。
過去にも幾つかAORを意識した楽曲を発表してる彼ですが、今回はアルバムタイトルが「AOR」。パロディとかオマージュとかで付けたのではない、正真正銘のAORサウンドを聴かせてくれます。B面2曲目「1978」は曲名通り1978年当時のSteely Danのようなアレンジとヴォーカル。A面4曲目「Dondi」では巨匠David T Walkerが、まるでMarlena Shawのバックで弾いているような、控えめだけど至高のギターソロを披露してくれています。
そんなEd MottaとDavid T Walkerが10月にBlue Noteに来日します。エヂはその歌声も魅力的なので生で2人を聴けるのが今からとても楽しみです。