LCR-Disco-13をMIX CLOUDにUPしました。
新春第一回は少しゆったりとした曲で選んでみました。
下記LCR Disco-13のリンクボタンを押して頂くと、
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楽しんで頂けたら幸いです。
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Love Light (remix) / JERNEY KAAGMAN 1986
オランダのプログレ・ポップ・バンドEARTH AND FIRE(EARTH, WIND & FIREではありません)の女性リード・ヴォーカルが80年代中期に発表したソロ・シングル12inchリミックス。ヨーロッパ的なイナタいメロディとピコピコした打ち込みサウンドは良質なテクノ・ポップとして今また新鮮に聴こえます。 -
One Light in The Blackout / THE QUICK 1982
UKの白人2人組バンドTHE QUICKのアルバム同名タイトルの12inchシングル・ロング・ヴァージョン。AORな雰囲気も併せ持ちながら、所々でMick Karnを連想させる独特なベースとコズミックなシンセ使いが気持ちいいバレアリック・ナンバーです。 -
Gimme What You Got (long) / LE PAMPLEMOUSSE 1976
LAURIN RINDER & MICHAEL LEWISの変態二人組による、懐かしい『Ultimate Breaks & Beats』シリーズにも収録されたブレイクビーツ・クラシックのオリジナル12inch。浮遊感たっぷりのシンセと後半から展開する女性コーラスで身も心も多幸感に包まれてしまいます。 -
Groove-On / WILLE “BEAVER” HALE 1980
『Party Down』や『Concrete Jungle』で名の知れたギタリスト、LITTLE BEAVERことWILLE “BEAVER” HALE が1980年にT.K. DISCOから放った極上マイアミ・メロウ・ソウル12inch。チャカポコなリズム・ギターが最高です。 -
Love You Inside Out / BEE GEES 1979
1977年サントラ『Suturday Night Fever』の2年後にリリースされたアルバム『Spirits Having Flown』からの大ヒット・シングル12inch。SNOOP DOGGやJAY-Z & R.KELLYにも取り上げられた特大クラシックで、あまりにもメジャーすぎて入れようかどうか迷いましたが、いい曲なので混ぜちゃいました。 -
Jojo / BOZ SCAGGS 1980
当時西海岸最高のセッションメンバーを揃えて1980年に発表されたAOR名アルバム『Middle Man』からの12inchシングル。イントロからTOTOのドラマーJEFF PORCAROありきの曲。彼の絶妙なタイム感とグルーヴィでタイトなドラムス無くしては世に出る事はなかったであろう素晴らしい演奏を聴かせてくれます。 -
You Got The Stuff / BILL WITHERS 1978
数々の名曲を持つBILL WITHERSの1978年発表アルバム『’Bout Love』に収録された、以外と知られていないドープでファンキーなドス黒い一曲。12inchシングルにしか入っていない後半永遠と続くスモーキーでネチっこいブレイクは必聴です。 -
Genius Love / TOM TOM CLUB 1981
説明不要の彼ら最大のヒットであり代表曲。35年近く経ってもこのチープで印象的なイントロは忘れることが出来ません。MTV時代と相まってヘタウマ・アニメーションのPVもお洒落で可愛かったですね。 -
Too Through / BAD GIRLS 1981
『Turn Me Up』が有名なKEITH BARROWが作曲、TEE SCOTTがMIXしたミッドテンポでファンキーな12inch。極太なベースとJOCELYN BROWNのヴォーカルが炸裂する、オールドスクール・テイストなブギーに仕上がっています。 -
Tom’s Diner / D.N.A. feat. SUZANNE VEGA 1990
1988年UKでSOUL TO SOULが衝撃デビュー。そこからの数年間グランド・ビート旋風が世界中で吹き荒れたのを懐かしく感じる方も多いでしょう。そんなブームの中でこのレコードは、元々SUZANNE VEGAのアカペラ曲にD.N.A.と称する若者が勝手にグランド・ビートのトラックを乗せてブート・リリースしクラブ・ヒット。後にSUZANNEサイドからクレームを付けられるも彼女の懐の深さで和解、Wネームで正式再リリースとなった曰く付きの12inchです。 -
Search for The Hero (m people master mix) / M PEOPLE 1995
1994年UKデビュー、翌年グランド・ビート・ブームの波に乗って全英9位まで上り詰めたヒット曲。このM PEOPLEや次に紹介するTHE CHIMES、さらにTHE BRAND NEW HEAVIESなども含め、そこそこのルックスで歌の上手い黒人女性ヴォーカルを前面に配してクラブっぽいダンス・サウンドを奏でる、ヴィジュアルと音の両面からアピールするやり方が当時のUKミュージック・シーンの常套手段だったのかもしれません。 -
I Still Haven’t Found What I’m Looking For (manasseh mix) / THE CHIMES 1990
このTHE CHIMESも短期間でしたが人気を博したバンドの一つ。ここではU2のスピリチャルなメッセージ・ソングをソウルフルにカバー。原曲もいいのですが、PAULINE HENRY嬢の伸びのあるヴォーカルにBARRY WHITEばりのスムースで煌びやかなストリングスが乗るこのヴァージョンもなかなかの出来です。 -
I Got Rhythm / MIKE OLDFIELD 1979
もう一曲最後もカバーで。MIKE OLDFIELD1979年問題作『Platinum』より。彼の膨大な作品郡の中でも70年代後期のディスコ・ダンスミュージックの台頭に影響されてか、他の作品と比べ単純で踊りやすいリズムを意識して造られた『Platinum』は、コアなプログレ・ファンから当時酷評されましたが個人的には最も好きな作品のひとつです。アルバム・ラストを飾るこの曲は、かのGEORGE GERSHWINが1930年に発表した名曲をBPM速度を限界まで落として、しっとりとしたアレンジに置き換えることでオリジナルとはまったく別の音楽に昇華しています。