日本に恋しよう!映画『ピース・ニッポン』7月14日(土)全国ロードショー

(C)2018 PEACE NIPPON PROJECT LLC

私たちセルクルルージュが尊敬してやまない友人中野裕之さんの監督した映画『ピース・ニッポン』がいよいよ今週末より封切られます。

映像作家、映画監督としての作品は多面性を持っており、被写体も様々ですが、私たちが出会って以来ずっと貫かれている、彼の芯ともいえるテーマに『日本の自然美』『日本の風景』があります。京都の桜や初期の作品の花火などなどを端緒としつつ、日本のpeacefulな映像を堆積させてきたのを知っています。

もちろん彼は海外でもその地での空撮や自然を撮っていますが、「最高の美の瞬間」を求める彼の中では、四季のある日本の自然美、風景との一期一会さがもつ意味が格別なものなのではないでしょうか。移ろう一瞬にめぐり合う奇跡。神々しいまでの輝き。畏敬の念さえ覚える美しさ。。。

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今回の『ピース・ニッポン』は「8年間の製作期間」、「全国47都道府県200箇所以上で撮影された映像を厳選し、4K解像度で」映画化した集大成の作品です。

その111分に詰まった自然美の濃密さは、軽々しく1つ1つを「peace!」と受け流せない圧ををもって見る側に迫ります。しかし全編見終わったとき、禁じえない涙とともに必ずや見る人を浄化してくれる作品といえるのではないでしょうか?PEACE!

 

7月14日より新宿バルト9他で全国ロードショーとなります。配給は、ファントムフィルム。
セルクルルージュとも縁が深い、最高のサウンドシステムを持つ立川シネマシティでは、4Kの高画質でご覧になれます。また封切り日14日新宿バルト9では中野監督のトークイベント付きの上映も決定しています。

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NATSUKO Debut album 『Blue Stocking』

NATSUKO『BLUE STOCKING』

NATSUKO Debut Album 『Blue Stocking』

東京のモッズシーン、ブルーズシーンの中に、華奢な身体に似合わずブルーズハープを吹きまくり、ディープにヴィンテージな味わいの曲を歌う女性NATSUKOがいる。彼女のブルーズハープの実力は、世界的なハーモニカメイカーであるドイツのHOHNER社公認アーチストとして認定されるほど折り紙つきであり、日本人女性のブルーズハーピストとしては、最高峰の領域にいる。
ボーカリストとしても、Blues, Jazz, Jive, New Orleans R&Bなどのヴィンテージサウンドを、思いのほかラウドに歌い上げるパフォーマンスは、一度見たら忘れられないインパクトを持っている。
彼女の存在や、その秘めたポティンシャルについては、あまり数の多くないライブで直接触れた人達を中心に、限られたゾーンの中でしか知られていない。
そのNATSUKOが、アーチストとして一歩前に進み出す為に、初めてレコーディングを行い、『Blue Stocking』と題したデビューアルバムを発売する。

NATSUKO @MODS MAYDAY2018 Photo by © Kita

タイトルの『Blue Stocking』は、NATSUKOが敬愛する日本初の女性文藝誌青鞜の原題。
まだ女性に選挙権の無かった時代に、平塚らいてうや伊藤野枝らは、青鞜を発行する事で、閉鎖的だった日本の男性社会にデュエルを挑んだ。『Blue Stocking』は、音楽的閉塞感のある今の日本の音楽シーンに向けたNATSUKOのデュエルである。

アールデコな香りのイラストで装丁された見開き紙ジャケットCDのアルバムの収録曲は10曲。
ジェームス・ブラウンのレコーディングのように、スタジオワークの中での即興演奏から生まれた極上のインストブルーズ『Blue Stocking』以外は、全て古今東西の名曲カバーである。
アルバムは、NATSUKOがリスペクトする昨年惜しくも亡くなったブルーズハープの名アーチストジェームズ・コットンのJumpナンバー『Rocket 88』からスタートする。
カバーした9曲は、全てNATSUKOのセレクト。彼女のルーツであるシカゴブルーズの名曲だけではなく、ジャズ、スタンダード、70年代の隠れた日本の名曲や、誰もが知っているヒットチューンまで幅広い構成になっている。
この懐の深さこそが、NATSUKOが秘めているポティンシャルの証である。

プロデュースは,The Tokyo Localsの杉村ルイ(元The HaiR、東京スカパラダイス・オーケストラ)。ルイの主催レーベルLocal Production Recordsのローンチタイトルとなる。1980年代後半から日本のR&Bシーンを走り続けているルイとNATSUKOのコラボレーションによる化学反応を、是非『Blue Stocking』では確認をして欲しい。

LUI BLUESFACE

レコーディングディレクターは、Taiki Nakamoto(Soulcrap, Green Union Records)。
ALTECの真空管アンプやマイクなどヴィンテージな機材を駆使してTaikiが行ったレコーディングはモノラル録音。シンプルなレコーディングスタイルだが、0.1秒の曲間まで徹底してこだわるTaikiのディレクションにより、アルバムには躍動感と余韻、そしてスペクターサウンドのような迫力が付加された。

TAIKI.N(Soulcrap)

レコーディングに参加したメンバーも、多彩かつ豪華である。
4組のレコーディングセッションユニットが形成され、曲によってはメンバーをミックスしてレコーディングは行われた。
特記すべきは元夕焼け楽団の藤田洋介が、ギターとして参加している事だろう。藤田洋介の参加したユニットでは、彼の夕焼け楽団時代の珠玉の名曲『星くず』と、超スタンダードな『テネシーワルツ』を演奏している。『星くず』は、1977年リリースされた久保田麻琴と夕焼け楽団のアルバム『DIXIE FEVER』の収録曲。細野晴臣が共同プロデュースしたこのアルバムは、当時としては画期的であったニューオリンズサウンドを大胆に取り入れていた名盤である。そこから40年の歳月を経て、藤田洋介自身のギターをフューチャーして再録音されたのは、奇跡に近い出来事である。

日本を代表するブルーズギタリストであり、「ブルースCDガイドブック」の編集などブルーズ評論家としても名高い小出斉のギターを中心にしたブルーズセットは、ディープかつグル―ヴィな演奏で、アルバムの中では最もエモーショナルな時間帯になっている。『WANG DANG DOODLE』の間奏で炸裂する小出斉のギタープレイは、シカゴブルースの神が降臨してきたような迫力である。

他に類のないテクニックで常に観客を魅了する孤高のギタリスト塚本功とのデュオセットでは、心に沁みる稀有の名曲が奏でられる。特に松田聖子の大ヒット曲を、ギターとハーモニカのデュオで再構築した『Sweet Memories』は、楽曲自体をスタンダードの領域に押し上げるような名演奏となった。

Natsuko+ Johnnyとして多くのステージを魅せてきたブギウギピアニストJohnnyと、渡部拓実のウッドベースとのトリオセットは、これまでのNATSUKOのイメージに最も近いユニットであり、NATSUKOのファンデーションを感じさせてくれる筈だ。
NATSUKO デビューアルバム『Blue Stocking』は、このように多くの才能あるミュージシャンの叡智の結集であり、これからの日本のR&Bシーンの中で、スタンダードな存在になっていく可能性を秘めた1枚である。

NATSUKO プロフィール

NATSUKO

東京生まれ。
幼少の頃から父の影響でエルヴィス・プレスリーや、アメリカンロックを聴いて育つ。
次第にブリティッシュロック~R&Bを経てブルーズと出会い、独学でブルーズハープを始める。
その後ブルーズセッションや、ヴォーカルスクールに通いながら技術を磨き、ライブ活動を始め、ブルーズ関係やモッズ関係のイベントに出演するようになり、多くのミュージシャンと共演を果たす。
2014年には、ドイツのHOHNER社とエンドース契約を結ぶ。
パワフルな歌声とブルーズハープで観客を魅了する日本では数少ないFemale Blues Harpist& Vocalist。

★『Blue Stocking』収録曲及び参加メンバー

  1. ROCKET 88 [3:03]
    (JACKIE BRENSTON/ JACKIE BRENSTON)
    NATSUKO(Vo&BluesHarp),JOHNNY(P),渡部拓実(B)
  2. BLUES WITH A FEELING [4:58]
    (WALTER JACOBS/ WALTER JACOBS)
    NATSUKO(Vo&BluesHarp),小出斉(G),倉本巳典(B),吉岡優三(Dr)
  3. LULLABY OF BIRDLAND [2:38]
    (GEORGE SHEARING/ GEORGE DAVID WEISS)
    NATSUKO(Vo),塚本功(G)
  4. テネシーワルツ [3:28]
    (RED STEWART/ 音羽たかし/PEE WEE KING)
    NATSUKO(Vo),藤田洋介(G),小田”ちー旦”利徳(G),中山努(Key),渡部拓実(B)
  5. YOU BELONG TO ME [4:33]
    (SAMUEL MAGHETT / SAMUEL MAGHETT)
    NATSUKO(Vo&BluesHarp), 小出斉(G),倉本巳典(B),吉岡優三,(Dr)JOHNNY(P)
  6. WANG DANG DOODLE [5:34]
    (WILLIE DIXON / WILLIE DIXON)
    NATSUKO(Vo&BluesHarp),小出斉(G),倉本巳典(B),吉岡優三(Dr),Lui Bluesface(Cho)
  7. 星くず [4:14]
    (藤田洋麻/藤田味槎)
    NATSUKO(Vo&BluesHarp), 藤田洋介(G),小田”ちー旦”利徳(G),中山努(Key),渡部拓実(B),須田義和(Per)
    *STEREO
  8. SWEET MEMORIES [5:08]
    (松本隆/大村雅朗)
    NATSUKO(Vo&BluesHarp),塚本功(G)
  9. BLUE STOCKING [4:37]
    (SPECIAL JAM SESSION)
    NATSUKO(BluesHarp),小出斉(G),倉本巳典(B),JOHNNY(P),吉岡優三(Dr)
  10. AFTER YOU’VE GONE [4:12]
    (HENRY CREAMER/TURNER LAYTON)
    NATSUKO (Vo&BluesHarp),JOHNNY(P),渡部拓実(B)

NATSUKO 『Blue Stocking』

『Blue Stocking』は、LOCAL PRODUCTION RECORDSとのコラボレーションで、セルクルルージュがディストリビューション致します。

LOCAL PRODUCTION RECORDS 
LPR-0001
Distribution by LE CERCLE ROUGE
http://lecerclerouge.jp/wp/
定価¥2,500(税抜き価格¥2,314)
7月7日(土)Ready Steady Go! Official Online Storeにて、先行発売致します。

NATSUKO @MODS MAYDAY2018 Photo by © Kita

7月15日(日)アルバムリリースパーティ 18:00~21:00
HY TOKYO 港区六本木3−13−14 ゴトウビルディング3rd 1F Tel 03-6455-4157
★出演者
NATSUKO,藤田洋介(G/元夕焼け楽団!)、塚本功(G/The Tokyo Locals)、Johnny(P)、中山努(Key)、小田ちー旦利徳(G)、須田義和(Dr),倉本巳典(B)、吉岡優三(Dr)、小安田憲司(G),Lui Bluesface(The Tokyo Locals), Taiki.N (Soulcrap/Green Union Records), Hiroking(The Tokyo Locals/The Bunks)他ゲストミュージシャン。
DJ: 井上丸(MODERN RECORDS)、川野正雄
\2,000 with 1 drink
FACEBOOK: NATSUKO album release partyで検索。

BACK JACKET

人はそれと知らずに、必ずめぐり会う。たとえ互いの身に何が起こり、どのような道をたどろうとも、必ず赤い輪の中で結び合うーラーマ・クリシュナー (ジャン・ピエール・メルヴィル監督「仁義」*原題"Le Cercle Rouge"より)

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